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読響 シベリウスの交響曲第2番 [感想]

10月9日 池袋の東京芸術劇場で読響のコンサートをきく。シベリウスの交響曲第2番が演奏されるのでチケットを求めた。

指揮が誰かも知らずに行った。沖澤まどかという人である。アレッ、女性の指揮者かと思いましたよ。2019年のブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した。そういえば、どこかでそんな記事を読んだことがあったな。写真を見ると、純和風美人で、これで指揮するのかな?

最初に「フィンランディア」を演奏。読響の音がいい。前日の新日フィルとは格が違う。沖澤まどかの指揮もメリハリがきいていた。顔に似合わない気がする。写真が見合い写真風すぎたのかどうか。3階できいたので素顔が分からなかった。

2曲目はペーター・レーゼルのピアノでベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番。柔らかい美音で、これがプロのピアノの音である。これに比べると、昨日のエマニュエル・リモルディはなんだったのかと比較する。レーゼルのピアノは素晴らしく、オケは部分的に張り切りすぎていた。

最後がシベリウスの交響曲第2番。読響の分厚い響きが素晴らしく、これがオケの音だと納得する。沖澤まどかは盛り上げ方が上手だった。将来有望である。これから指揮する機会が増えるだろうが、自分は先のことが分からない。これが最初で最後かもしれない。

ま、仕方なし。どこかで終わる。


タグ:沖澤まどか

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