おどろき

2022/12/21

昨日は驚いた。東京株式市場、午前は小幅高。大きな変動はなさそうだと昼寝して目が覚めたら、７００円安になっていた。

何が起きたか、事情が分からなかった。

その後、日銀がイールドカーブ･コントロールの制限幅を±０．２５％から±０．５％へと拡大したことを知る。これじゃ、急落するのも無理はない。

低金利からの脱出は来年の黒田総裁の退任後になると思っていたからオドロキだった。しかし、よくよく考えると、こうせざるを得なかった。来年の４月に誰が日銀総裁になるか分からないが、現状のままで行くと、新しい日銀総裁は最初から重荷を背負うことになる。火中の栗を拾いたい人はいないでしょ。

だから、黒田総裁が退任前に今後の道筋をつけておくのは妥当であるが、これは後知恵で、ほとんどの人は思いもつかなかっただろう。

２１日の今日も下げているが、普通の下げである。日経平均で云えば、ボリンジャー･バンドのマイナス３σを突き抜けているので下げすぎだ。

しかし、なかなか買えない。勇気がいる。

先週は信用の買い残が増えているので、これは重荷になる。ＦＸもドルの買い残は減っていず、かえって増えているとストックボイスでは云っていた。年末年始に、ロスカットを誘うような急激な円高になる可能性がある。

そうなれば、輸出関連株はもう一段と下がるね。