日経新聞に小倉智昭氏が書いていましたね。「『老後にやろう』はダメ」だと。
実際、老いてみないと分らないことが多い。老いることは無残である、と吉井勇が和歌にしている。まぁ、そんなものだろうね。
老いは、実際に老いてみないと分らない。若いときに考える老いとは違う。
目もしょぼつくから、本を読むのも重労働になる。耳が聞こえにくくなるから、音楽を聞いても楽しめなくなる。旅行しようにも歩くのがキツくなれば、行きたくなくなる。
なんのために金があるのかと思う。20歳の時の1万円と75歳の1万円は重みが違う。どんどん軽くなっていく。
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