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富士出版写真集「熟女ひとり旅」 [感想]

「三十路の女」に登場して人気だった久保千代子さんの写真集。富士出版が多数のモデルが登場するのが普通だが、一人のモデルをとことん撮りまくったものは珍しい。

リクエストが多かったらしいが、富士出版の方針としてモデルの連絡先は控えていない。どうして連絡先がわかったのか不明だが、ともかく連絡がとれ、撮影することに成功する。

「三十路の女」は2001年の出版で、撮影したのはおそらく2000年である。この「熟女ひとり旅」は2006年の出版された。撮影は1年間にわたっているので、2005年の撮影である。

5年という月日は長い。容貌や肢体はやや衰えが見られる。お腹のたるみを見ると、熟女風俗を思い出した。

久保千代子さんの容貌については、鼻筋が通っていて上品な顔立ちなので、好きな人はたまらなく好きになる顔である。ご主人に嫌われ離婚したそうだが、冨士出版の写真集のモデルになれば離縁するのは仕方ない。無断でモデルになったのだろう。元ご主人が怒るのは当たり前だ。

自分としては整った顔は冷たく感じられので好みではない。いわゆるタヌキ顔に親しみを感じる。この写真集の購入を控えていたのもそのためである。


写真家の赤石恭生が書いているが、普段喋っていると平凡な顔に見えるが、いざカメラの前に立つと”女優顔”になるのだそうだ。

それを踏まえて写真を見ると、表情やポーズのつくり方がうまいと思う。

モノクロの写真集のおまけがついている。

この写真集は、モデルは久保千代子さんだけ。興味のない人には勧められない。まず「三十路の女」を購入して、素晴らしい女性だと思った人が買うべきものだ。

とはいえ、「三十路の女」は富士出版の目録には見当たらない。絶版になってしまったようだ。古本を探すしかなさそうだ。(アマゾンなどのネットで探すしかない。)

「三十路の女」を眺めていると、久保千代子さんは、顔は整っているが、感じやすい体質であることがよく分かる。身体が興奮していることがありありと窺える。そこが富士出版写真集にいいところだ。

(追記)2019/09/20

新聞で週刊誌の広告を見る。富士出版の伝説の写真集と言うことで、久保千代子さんの顔写真が掲載されていた。

今はどこで何をしているのか…。




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