SSブログ

ウクライナ国立歌劇場管弦楽団演奏会 [感想]

12月24日。クリスマス・イブ。平日なのに、14時から始まる。退職者か専業主婦、学生しか聞けない。半分も入っていなかったよ。

ポピュラーなクラシックの小品を並べたプログラムだった。

演奏の水準は高かった。安心して聞ける。職人技の演奏だった。

指揮のミコラ・ラジューラは毎年12月、1月にやってくるようである。

ウクライナよりも日本の方が過ごしやすいのだろうか。キエフ・バレエ団もやってきているし、こうなると、日本へ”出稼ぎ”に来ているようである。

最近はオケの実力の違いが分からなくなった。日本のオケも向上して遜色がない。

私は高齢で、聴力が衰え、感受性も低下した。オケの細かいところは聴き分けられない。

欧米崇拝の癖がなくならない人はともかくも、日本のオケで十分だ。チケット代金で選ぶ。

(プログラム・データ)

第1部。

➀ハチャトゥリアン 「仮面舞踏会」よりワルツ
➁チャイコフスキー 「眠りの森の美女」より”ローズ・アダージョ”
➂シューベルト 「アヴェ・マリア」 (ソプラノ:オクサナ・クラマレヴァ)
➃ワルトトイフェル スケーターズ・ワルツ
➄ミンクス バレエ音楽「ドン・キホーテ」より”アントレーアダージョ”
➅プッチーニ 歌劇「トスカ」より”星は光りぬ” (テノール:ドミトロ・クジミン)
➆ロッシーニ 「ウィリアム・テル」序曲

第2部。

➀モーツァルト 「魔笛」序曲
➁チャイコフスキー 「白鳥の湖」より”情景”
➂プロコフィエフ 「シンデレラ」よりワルツ
➃プッチーニ 「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」 (オクサナ・クラマレヴァ)
➄リムスキー=コルサコフ 「シェエラザード」より第3楽章
➅チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より”花のワルツ”
➆プッチーニ 「トゥーランドット」より”誰も寝てはならぬ」 (ドミトロ・クジミン)

アンコール 「カルメン」第一幕前奏曲

演奏会が終わったのは16時。コンビニでコーヒーを飲んで初台駅におりたのが16時15分ごろ。ヴァイオリン・ケースを背負った女性がいた。ダブダブのGパンで服装のセンスはない。コンマスの女性だったね。おとなしそうな人でオーラを感じなかったが、ヴァイオリンは美音だったな。新宿駅でおりた。新宿のホテルに宿泊しているのだろう。







共通テーマ:日記・雑感