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北山田を歩く [感想]

11月23日。グリーンライン・北山田駅周辺を歩く。

最近は、出かけようとすると、朝、熱っぽくなる。外出するのがストレスなのか…。

以前、旅行で一緒になった老婦人が、旅行に出ようとすると熱が出て困ると云ったことを思い出した。旅行に出ない方がいいというメッセージととらえていたようである。

自然の声というものがある。これは無視してはいけない。遠出しようとすると、熱が出るというのは、遠出は無理だという自然の声である。逆らうのはよくない。

今年は、最後の秋になりそうだから、紅葉を見に行こうと、あれこれプランを立てたが、実際には一つも行かなかった。

23日になり、関東も紅葉シーズンである。日帰りで都内へ行くことはできる。しかし、冷たい雨で近場の北山田駅周辺を歩いた。

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いつの間にか、落葉していた。もう、こんなに落葉しているのかと驚いた。

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最近は、無関心になることが多い。池波正太郎の「銀座日記」を読んでいる。池波正太郎は、60歳を過ぎて数年たつと、世間に無関心になると書いている。

私が60歳の時を振り返る。ちょうど、ご朱印に興味を持ちだした時期で、ご朱印を求めて、日本全国を旅行しまくった時だ。8年ぐらい続いたか。世間に無関心になるとか好奇心がなくなるということはなかった。

池波正太郎は、小さいときから働き、作家としても大量に執筆したから、燃え尽きるのも早かったのではないだろうか。それに反し、自分は、怠けに怠けてきたから、燃え尽きるのが遅かった。70代ぐらいに名って、段々興味が薄れて、今に至る。

無関心になると、どうなるか。いわば、ゾンビ人間である。昔からの習慣、思考を惰性的に繰り返す。
個人がゾンビになるのは死に至る課程であると諦めている。