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読響 三大交響曲演奏会 [感想]

読響、毎年恒例の、三大交響曲演奏会を聴く。8月下旬ならば、そろそろ秋の気配がある頃だが、今年は全然違う。酷暑が続く。池袋まで行くのがしんどかった。

酷暑でも、満席だったから、まずは目出度い。

指揮は、坂入健司郎。慶応ボーイで、経歴は異色である。

指揮の特色が分らず、最初の「未完成」は思い切りが足りないと思った。「運命」の第1楽章~第3楽章は特に感じるところもなく、平凡だった。ところが、第4楽章で思い切りの良さが出たのか、迫力満点。ティンパニがすさまじく轟いた。終結部の終結の一撃には驚いた。隣の人もビックリしていた。楽譜ではどうなっているのか。

ティンパニを轟かせるなら、「新世界より」は期待が持てる。実際その通りになった。特に第3楽章は簡素で良かった。いつも、この楽章で退屈するが、スンナリ終わった。

読響の鳴りも良かったが、何か、若い人が多かったように見える。トロンボーンには若い女性が二人いた。応援団員だろうか。



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