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高額療養費の請求 [感想]

高額療養費の請求案内が来た。手術を受けたので、高額医療費が生じたのだ。

以前にも受けたことがあるが、最初は領収書と預金通帳を持って区役所に行ったと記憶する。

次には、高額医療費の案内書だけが来て、還付金額も記されており、振込先は、以前の口座と同じである。口座の変更などの問題なければ、返信する必要もなく自動的に振り込まれてきた。

そして、今回の高額療養費の案内である。保険証のコピーと振込先の預金口座のコピーを貼り付けように案内されていた。

エエッと思った。なぜ振込口座を確認しなければならないのか。

しばし、考えましたよ。保険区分が違ったのだ。前は国民保険だったが、今は後期高齢者医療保険である。扱う団体が異なる。よって、初期登録をしなければならないようなのだ。

前のデータを移管できないのかと思う。

「国難のインテリジェンス」の中で、新井紀子女史が、日本はデジタイゼーションに留まっていると批判していた。デジタライゼーションができていない。

デジタイゼーションは、今までの業務をデジタル化すること。デジタライゼーションはお互いの機器を統一し、お互いに処理できるようにすること。

保険証のコピーと、通帳のコピーを貼り付けながら、なんで、こんな阿呆なことをしなきゃいけないのかと、呆れたものである。

返信の送付先にも驚いた。キャノン・マーケティング・ジャパンである。業務委託されているらしい。何人、天下りがいるのかと勘ぐってしまう。

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