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高配当株の矛盾 [感想]

最近は、高配当株が注目されているが、高配当株は、買われて、値上がりすると、配当利回りが低くなる。株価が2倍になると、配当利回りは半分になる。

日経平均高配当株50指数があるが、9月15日の値は、60491.45である。春頃は45000ぐらいだったと思うが、それでも高いと思っていた。日経平均がさがってもこの指数は上昇する。いかに配当人気がスゴイかが分る。

商社株、鉄鋼株、海運株など高配当だったが、買われすぎて、配当利回りは低下した。

もっとも企業が成長し、高収益を上げるようになれば、配当も魅力的になるだろうが、よくよく調べてみないと分らない。利益が落ちて減配する株は危うい。

会社によって癖があるので、過去の状況を調べることも必要だ。会社四季報の新春号には、過去10年の実績が記されている。増配、減配、据置、無配の回数が分る。新春号は12月15日の発売になるだろう。よくよく調べて、来年の新NISAに備えよう。

(もっとも来年の新NISAが活用できる頃には、大方の株は買われすぎて、買う株がなくなるのではないだろうか?)

今月発売された四季報の秋号は、PBR改善度が記載されている。最近は、何かと、PBR1倍割れが問題になっているからだ。PBR1倍割れの株を投資対象とするアクティブETFも上場されたね。
タグ:配当