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冨士出版写真集「三十路の女」 [感想]

30代の熟女を撮影した写真集。もっとも2000年の発行である。今ではみんな50代だ。

冨士出版の発行ものであるから、やはりキワドイですなぁ。

見えるような見えないような…。モデルは9名。山口祥子という人妻は2回モデルになっている。

山口さんは、最初は20代だったのでボツにした。魅力的なので、30代の写真と共に20代のものも復活した。キュートな人妻である。子供が二人だというが、オッパイの張りは衰えていない。

子供を産んで萎んでしまう乳房もあれば、張りを保ったままの乳房もある。何がどう影響するのだろうか?

こういう素人モデルを撮影したものは、モデルによって、出来不出来がある。いきなりヌードになって、カメラの前で自然体であることは難しい。

緊張して、表情が死んでしまうモデルもいるのは仕方ない。家庭教師だという楠田比呂美さんはその口。

石川利恵さんは写真家本人がボツにするかどうか迷ったらしいが、やはり、痩せすぎで魅力がない。

衛藤絹子さんはしなびた乳房だ。顔はきつめだが、和風の写真はかなり行ける。真っ赤な口紅、赤く化粧した瞼、昔の娼婦をイメージしたものだ。股を開いて、お出でお出でをしている風である。かなり見えちゃっている。

久保千代子さんはこのあと単独で写真集を出した。カメラの赤石恭生氏のお気に入りタイプなのだろう。太めすぎる気がするが、好みは人様々だ。あそこの肉襞が厚いように見受けられる。

板橋雅美さんはとりたてていうことはない。恥ずかしがり屋だったそうである。

女トラック運転手の神宮司薫さんは背が高く、足長。スタイルよし。アヌス丸見えの写真あり。

梶原恭子さんは元はビデオ女優だったらしい。妊婦である。お腹は大きい。腹ボテ好みの人向き。

朝吹ケイトは元は日活のロマンポルノ女優だった。だから、プロである。失礼ながら、プロの体は違うものだと感じる。全身に脂が乗っている。フェロモンのせいか、テカテカと光り輝いている。おいしそう。磨き抜かれている。これはそそる。

最後はふたたび山口祥子さんで、ガーターベルト姿が悩ましい。欧米の娼婦をイメージしたものだろう。

冨士出版の写真集の撮影場所が気になる。普通のやや汚い民家もあれば豪勢な洋宅もある。できれば、豪勢な場所の方がいいが、山口さんの場合は普通の民家で、台所での撮影もある。バックが違えば印象も相当に異なるはずだ。

外で撮影した写真があるが、雑司ヶ谷鬼子母神の参道である。都電荒川線をバックにしたものもある。山手線駅での写真もあるが、どの駅だろう。高田馬場駅の雰囲気に似ている。

冨士出版の写真集はやはり、かなり”見える”。

(2023年追記。)

冨士出版はもう営業していないと思う。新刊本が出ていない。古本を買うしかないが、段々と出回っている本が限られてきた。



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