敬老パス ＩＣ化

横浜市より通知が来た。敬老パスがＩＣカードになる。７月から順次発送と云うことである。

新聞にも出ていたが、敬老パスが地方自治体の負担になっている。利用度合いを調べるようである。

別の市で調べたところ、最大に利用する人は１年で４０万円利用したと云うことだ。よほどのバス･電車マニアに違いない。一日、１１００円ぐらい乗らないと４０万にならない。

１日１回利用したとして、４４０円ぐらいか。それでも、２０日利用するとすれば、８８００円ほど。１年だったら、１０万円になる。低所得なら、１年で３２００円の負担額だから、これは旨味が大きい。

制度が出来た当初は高齢者の数も少なかったから、市の負担も軽かっただろうが、どんどん高齢者が増えれば負担も大きい。この制度がいずれ破綻すると思っていたから、今回の通知には驚かなかった。遅すぎたくらいだ。

今年の１０月の切り替えには間に合わず、データが蓄積されるのは、来年以降である。改正されるとすれば、早くても来年の１０月以降か。再来年の１０月にはなんらかの措置ができるだろう。

もっともその頃には、私は介護状態になっているから無用である。