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川崎ロック座 続き みおり舞 [感想]

8:55 2018/03/16

川崎ロック座に入場してまず驚いたのは、女性がいることだった。若い女性だよ。最初に見たとき、いる理由が分からなかった。踊り子の出番待ちにしては普通の格好だからおかしい。

女性は4人いた。写真撮影の時、踊り子嬢に何か話しかけていた。この女性はナンなんだろうか。

劇場を出るとき、もぎりの小母さんにきいた。普通の観客だそうだ。女性は割引があるという。
女もストリップを見るようになったのかね。外国じゃ、男性ストリップがある。これなら、分かるが。

若い女性が女性ストリッパーを見て、何が面白いのか。訳が分からん。時代の変化だね。

あと、驚いたこと。踊りの質の変化だね。上手になった。

昔は、前半は下手な踊りをして、そのあと脱いで見せてオシマイだったが、踊りの質が高くなった。素人じゃできない。

最初に見た踊り子はディスコ系の曲だったが、ダイナミックで全力投球だ。汗びっしょりだったね。うまかった。

そのあとに吊り技の踊り子が出てきた。長い布をハンモック状に吊り下げて、そこで演技した。その間、ステージに下りることがなかったから、これはかなり体力がいる。ある面、危険でもある。サーカスを見ているような気になった。もちろん下半身はむき出しだった。上半身は覆われていた。あとで写真撮影の時に見たが、貧乳だった。普通なら、ストリッパーとしてはどうかと思うが、パフォーマンスで魅せる。

こうなると、ストリップというより、ショーだね。

次のダンサーは「ボレロ」を踊った。ストリップ・ダンスではないよ。バレエだよ。脚と腕の伸びも素晴らしい。姿勢も安定していた。全裸で片脚を頭まで持ち上げていたが、姿勢が揺るがない。これは美しかった。卑猥感がない。

翌日、アマゾンで本を探していたら、偶然に写真集に出会った。名前はみおり舞という。元はプロのバレリーナだったらしい。道理でホンモノの踊りだったわけだ。この人の踊りは一見の価値がある。自分はクラシック・バレエを見慣れているから、踊りの質は判断できる。薦める。



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