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2019/12/7 東京交響楽団演奏会 [感想]

2019/12/07 川崎ミューザで東京交響楽団演奏会をきく。

体調不良気味だが、動けることは動ける。あまり気持ちが縮こまっても困る。

指揮は、マーク・ウィグルスワース。聞いたことのない名前だ。ピアノはマーティン・ジェームズ・バートレット。同じく、このピアニストの名前も聞いたことがない。

多分空席が多いだろうと予想して当日売りを買った。半分も席が埋まればいいほうだと思っていた。案外と入っていた。曲が良かったせいもあるだろう。

最初がモーツァルトのピアノ協奏曲第24番。この若手のピアニストは柔らかな音の持ち主で快適にきけるが、オケが厳めしすぎた。ピアノとオケがマッチしていない。

このピアニストのリサイタルをききたいものだが、小さなホールの方がいい。大ホールだと音が散ってしまって魅力が分からないだろう。

プログラムの後半は、マーラーの交響曲第1番。最後は感激すること間違いナシの曲である。(だから、聞きに行ったのだ)

ウィグルスワースの指揮はモーツァルトではどうかと思ったが、この曲に関してはマッチしていた。第1楽章はややだれたが、第2楽章のコントラバスの躍動感がすばらしく、これで曲に没入できた。

期待?のラストも、入れ込むことなく、堂々と終了した。オケも鳴りきっていた。

聞きたい交響曲は限られている。マーラーの第1と第8。シベリウスの第2。ベートーヴェンの第7。これぐらいしかない。

この曲の演奏会があったら、また行こう。

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秦野駅 [感想]

2019/12/06 秦野駅

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秦野駅は丹沢登山の入口である。ヤビツ峠行きのバスがある。シニア登山家が多く見受けられた。

なんで秦野駅まで行ったのか。昔のことを思いだしたからである。過去の記憶が甦るからである。

父が丹沢の麓にある病院に入院したことがある。父は時たま具合が悪くなって、随分と悩まされたものである。

病状は一進一退を繰り返し、なんと94歳まで生きた。看護・介護が日常的になると、負担を感じないものだ。それが日常生活になってしまうからだ。

2010年の正月に死んだので、もうあれから10年になろうとしている。

今振り返ると、大変だったなぁ、と思う。どうやって看護・介護してきたか、細部を思い出せない。

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先日、旅行したとき、介護施設の人と一緒になり、話をした。

その人が云うには、「介護保険はよくない」という。介護関係者からそういう発言を聞くとは思わなかった。

日本に垂れ込めている重い澱んだ暗雲は、介護に由来する。



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