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富士出版写真集「麗しき人妻」 [感想]

富士出版の熟女写真集30周年記念本。過去の写真集の回顧である。もう忘れていたモデルもあり懐かしい。掲載された人妻は25人。

この写真集は2017年に出版された。30周年記念なのだから、このシリーズの初出版は1987年である。初出版の本がどういうものか興味があるが、もう絶版になってしまっただろう。人妻ヘア・ヌードではなかったのではないか。

ヘア・ヌードが公然と出版されたのは1991年であると記憶する。

この写真集のもっとも古いものは、1993年のものである。富士出版の熟女写真集は出来不出来があるので、こういうダイジェスト版は助かる。いい写真しか載せていないからだ。

一人当たり8枚程度の写真しかないので、これで大満足というわけにはいかない。気に入った女性を見つけたら、もとの写真集を買いたくなる。どの写真集なのかは記載されている。

個々の写真は美しく仕上がっている。

私も1冊買い求めた。
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富士出版写真集「女子大生とOL」 [感想]

富士出版の新しいヌード写真集が発売された。「女子大生とOL」編。付録にDVDがついている。官能映画「小夜子」という題名だ。

この写真集のトップは、女子大生・星小夜子で、このモデルが主演した映画が付録についている。

いつもは赤石恭生が撮影していたが、今回は名前がない。奥付では伊佐沼勝二という名前になっている。でも、まぁ、しかし、誰が撮影したかは気にする人はいないだろう。篠山紀信ぐらいになると違うだろうが。

星小夜子という女子大生の写真はいつ撮影したものだろう。撮影したのは2,3年前ということになっているが、付録のDVDを見ると、スタンダード画面(古い真四角に近い画面)だ。今ではワイド画面で撮影するのが当たり前だから、これはかなり古いものだ。2010年頃にはワイド画面に切り替わったはず。

古くても気にならない。星小夜子はスタイル抜群、顔もかわいい。官能女優をしていただけのことはある。ヘアは一本一本見えるから、リアルだ。ヘアは濃いね。手入れしてないように見える。

他に女子大生3人、OLが4人。(OLは今は使わない言葉だと思うが、)モデルはたくさんいるが、気に入るのは1人か2人。ひとりもいないと失望するが、今回は大丈夫だった。

付録の官能映画は刺激的ではない。1960年代のピンク映画程度。露出場面はあるが、モザイク場面はほとんどない。黒点で隠す場面がひとつだけある。AVに慣れた目には物足りない。

やはり、写真で買うべきものだ。

(追記)2024/01/17

こういう記事を書いたが、冨士出版はもう廃業したらしく、新刊本も出版されていない。古本でも入手困難になっているものも多い。




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冨士出版写真集「三十路の女」 [感想]

30代の熟女を撮影した写真集。もっとも2000年の発行である。今ではみんな50代だ。

冨士出版の発行ものであるから、やはりキワドイですなぁ。

見えるような見えないような…。モデルは9名。山口祥子という人妻は2回モデルになっている。

山口さんは、最初は20代だったのでボツにした。魅力的なので、30代の写真と共に20代のものも復活した。キュートな人妻である。子供が二人だというが、オッパイの張りは衰えていない。

子供を産んで萎んでしまう乳房もあれば、張りを保ったままの乳房もある。何がどう影響するのだろうか?

こういう素人モデルを撮影したものは、モデルによって、出来不出来がある。いきなりヌードになって、カメラの前で自然体であることは難しい。

緊張して、表情が死んでしまうモデルもいるのは仕方ない。家庭教師だという楠田比呂美さんはその口。

石川利恵さんは写真家本人がボツにするかどうか迷ったらしいが、やはり、痩せすぎで魅力がない。

衛藤絹子さんはしなびた乳房だ。顔はきつめだが、和風の写真はかなり行ける。真っ赤な口紅、赤く化粧した瞼、昔の娼婦をイメージしたものだ。股を開いて、お出でお出でをしている風である。かなり見えちゃっている。

久保千代子さんはこのあと単独で写真集を出した。カメラの赤石恭生氏のお気に入りタイプなのだろう。太めすぎる気がするが、好みは人様々だ。あそこの肉襞が厚いように見受けられる。

板橋雅美さんはとりたてていうことはない。恥ずかしがり屋だったそうである。

女トラック運転手の神宮司薫さんは背が高く、足長。スタイルよし。アヌス丸見えの写真あり。

梶原恭子さんは元はビデオ女優だったらしい。妊婦である。お腹は大きい。腹ボテ好みの人向き。

朝吹ケイトは元は日活のロマンポルノ女優だった。だから、プロである。失礼ながら、プロの体は違うものだと感じる。全身に脂が乗っている。フェロモンのせいか、テカテカと光り輝いている。おいしそう。磨き抜かれている。これはそそる。

最後はふたたび山口祥子さんで、ガーターベルト姿が悩ましい。欧米の娼婦をイメージしたものだろう。

冨士出版の写真集の撮影場所が気になる。普通のやや汚い民家もあれば豪勢な洋宅もある。できれば、豪勢な場所の方がいいが、山口さんの場合は普通の民家で、台所での撮影もある。バックが違えば印象も相当に異なるはずだ。

外で撮影した写真があるが、雑司ヶ谷鬼子母神の参道である。都電荒川線をバックにしたものもある。山手線駅での写真もあるが、どの駅だろう。高田馬場駅の雰囲気に似ている。

冨士出版の写真集はやはり、かなり”見える”。

(2023年追記。)

冨士出版はもう営業していないと思う。新刊本が出ていない。古本を買うしかないが、段々と出回っている本が限られてきた。



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冨士出版写真集「熟女の裸身」 [感想]

熟女写真集でお馴染みの冨士出版の最新作。カメラは赤石恭生で変わらず。

DVD付き。

こういう写真集はモデル次第で、今までのものを見ても、7,8人のモデルがいて、気に入るのは1人か2人である。あとは無視する。

で、今回の「熟女の裸身」ですが、いませんなぁ。7人のうち気に入ったモデルがいません。

ということで、ハズレの巻。

雑誌の広告に出ているのはトップの栗田満代さんだが、クラブの経営者で,素人の雰囲気ではない。素人がモデルになるから価値がある。

その他にもどこかで見たような顔があり、プロのような気がする。モデルが集まらなかったんだろうか。

DVDのモデルは一番気に入らない容貌の人と、体の線がブヨブヨに崩れている人で、二度と見る気になれない。

気に入る、気に入らないは,その時の気分次第の面もあるので、3ヶ月ぐらいたって、また見てダメなら、売っちゃおう。

タグ:熟女の裸身
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富士出版写真集「熟女コレクション」(冨士出版) [感想]

この「熟女コレクション」は平成10年の写真集で、もう15年前のものである。発売元の富士出版は不思議な出版社で、居所は転々としている。住所が埼玉県にあったこともあるし、神奈川県にあったこともある。週刊誌に広告を出しているぐらいだから、結構儲かっているのだろうが、通信販売専門で、本屋では取り扱わない。

この写真集は熟女写真集の元祖かも知れない。当然のことながらヘアは丸出しだが、それ以上に局部もそれとなくわかるから、その筋から狙われているのかもしれない。

カメラは赤石恭生で、富士出版の写真集は全部この人が撮影している。しかし、この富士出版の写真集だけでしかこの名前が使われない。ある写真家の仮名なのだろう。

この写真集のモデルは7人。もっとも若いモデルは30歳で、最高齢が50歳。50歳、40歳がひとりずつ、残りの5人は30代である。

こういうモデル多数の写真集は、気に入るのは一人か二人で、あとは見ないことが多い。

一番最初にモデルになった女性は、後日、週刊誌でヌードになっていたことを記憶している。プロのモデルだったのだろう。冷たい美貌で一番目立つ顔だが、素人のヌードを好む人には向かない。

素人が脱ぐのがいい。好みではない女性もいる。これは仕方ない。2回撮影されているのは脇田順子奥様。赤石氏の好みだったのだろう。

(追記。脇田順子なる女性は、赤石氏の大学時代の同級生であるという。同窓会の時にヌード撮影を口説いたらしい。以前の写真集「あゝ熟女」にも写真があるがまだ細身だ。その後に急速に中年太りしたらしい。まったく中年太りは急速だ。)

股間を下から覗くようなアングル写真が2枚ある。当然、股間はボケボケだが、やっぱりこれは大胆アングルだ。

体型は崩れ気味だが、立て膝で股を開けば、どうしても目の行き所は決まっている。見えないようで見えてしまう。あそこは開いてしまって、男を迎え入れる準備はできている。

目の保養になる写真集である。

(追記)

手元の本が古くなったので新しいものを購入した。絶版になっていなかったのだ。

ところが、中の写真は違うものがある。実質的には改訂版になるのだろうが、奥付は初版のままとなっている。

気に入った写真がなくなったので古い本は捨てられない。より大胆なポーズのものもあるので、新しいものも魅力的だが。二つ見比べている。
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DVD「洲崎パラダイス」 [感想]

川島雄三が監督した「洲崎パラダイス」を見る。主演は、三橋達也と新珠三千代。

1956年の作品である。売春防止法は既に成立したが、まだ法律が施工される前の時代である。

赤線と言えば、なんといっても吉原が有名で、いまでもソープ街として広く知られている。吉原と並ぶ赤線地帯が洲崎だった(らしい。)州崎パラダイスと呼ばれた。

洲崎パラダイスのあったところは、木場の近く、今の東陽町であり、洲崎の名前は消えてしまった。名を残しているのは洲崎神社ぐらいだろう。昔の面影を残す建物はないという。住宅地になってしまったらしい。

この映画の主題は、男女の腐れ縁といったところか。三橋達也はダメ男を演じている。生きる意欲があるのかないのか、ハッキリしない。こういう男は、今でも多くいる。相手が、新珠三千代で、元娼婦で、生活力がある。

ダメ男に勝気な女という組み合わせは、「夫婦善哉」を思い起こさせる。分らんのは、どうしてこういうダメ男と女が別れられないのか、ということだ。

色々いきさつがあっても、結局、男と女は二人、どこかへ去ってしまう。まるで根無し草だなと思う。

この映画の取り柄は現地ロケが多いこと。1956年当時の東京の下町の風景が貴重だ。冒頭は隅田川で、まだ護岸工事が始まる前だ。川の表情が違う。
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DVD「果てしなき情熱」(市川崑) [感想]

市川崑監督の「果てしなき情熱」を見た。1949年の作品。

戦後のこの時期の映画を無性に見たくなった。自分が育った風景を思い出したかったからだ。もっともおおかたは安アパートとキャバレーの場面だった。

こういう古い映画を見ると、スタッフがいつ死んだのかが気になる。70年前の映画だから、ほとんどの人は死んでいるわけだ。

市川崑監督は2008年に死んでいる。来年で死後十年というわけだ。
脚本の和田夏十(市川崑の奥さん)は1983年。早くに死んでいる。

主演の堀雄二は1979年。堀雄二というと、映画よりもテレビドラマの「七人の刑事」の方が記憶に残る。お相手は、月丘千秋で月丘夢路の妹だ。1985年に死んでいる。笠置シヅ子は同じく1985年。堀雄二のあこがれの人・折原啓子はまだ生きている。名前を聞いて思い出せる人は少ないだろうが。

市川崑監督は当初はプログラム・ピクチャーを監督していたわけだが、少しは才気を感じさせる場面もある。

それにしても、ストーリーが…。見るのがつらい。時代の変化をまざまざと感じる。作曲家が主人公だが、五線譜に書いては破り捨てるという、苦悩の場面はパターン的だ。実際の作曲家はああいうことは五線譜を破ることはしないそうだ。

もっとも、今は紙ではなく、パソコンだ。破り捨てることができない。削除すればいいのだ。

戦後のこの時期のメロドラマの主人公はウジウジした男ばっかりだね。見ていて嫌になる。題名とは裏腹だ。
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